日本でしか通用しない英語(のような言葉)を和製英語と言いますが、韓国でもこのような言葉は多く、これらは「콩글리시」(Konglish = Korean + English)と言われています。 「和製英語」と「콩글리시」は隣国のせいもあり同じものが多いのですが、時々違った使い方をするので注意が必要です。これをよくわかっていない韓国人は英語のつもりで日本人に言うのですが、こちらが理解できないと英語も知らないのかとバカにしたりします。 たとえば、その昔、韓国人と話していると「エイ・エス」と言うので「それ何?」と聞いたところ、「A/S는 애프터사비스인데 영어도 몰라요?!」と、教養の無いやつだなという扱いを受けたことがあります。あなたのほうが教養がないんだろと言いたくなりますが、そこはぐっとこらえましょう。ちなみにA/S(エイ・エス)とは電気製品などのアフターサービスの省略形です。 以下にいくつか例を挙げてみましょう。 <日本と違うもの> 韓国では 日本では 正しくは 핸드폰 (handphone), 휴대폰 (携帯フォン) 携帯電話 mobile phone, cell phone 미팅 (meeting) 合コン ※会議の意味ではほとんど使われない。 blind date 엠티 (MT: Membership Training) 大学などで新入生を歓迎するための泊りがけの旅行 club initiation 아이쇼핑 (eye shopping) ウインドウショッピング window shopping 스킨스쿠버 (skin scuba) スキューバダイビング scuba diving 에이에스 (A/S), 애프터사비스 アフターサービス after-sales service, customer service 스카치테이프 (scotch tape) セロハンテープ ※透明なセロテープもスコッチテープといっています。 scotch tape 아파트 (apart) マンション apartment house 씨에프 (CF: Commercial Film) コマーシャル(CM) television commercial 오버이트 (overeat) 嘔吐 ※overeatならば過食のはずですが、なぜ...